卒母と、いう言葉をしっていますか?
あなたは、卒母してますか?
先日、久しぶりに、長男の同級生の女の子のお母さんに出会い、今の子供の状況を話ました。
もう、長男や、その同級生の女の子は、成人し働いています。
その女の子は、実家から仕事場まで通っているそうです。
うちの子も、実は、実家にいます。
しかし、ここで、同じ実家暮らしでも、食い違いがあり、いろいろな考え方があるんだな、と思った次第です。
卒母できないから家から出ないで!!
話をきいているうち、詳しい話になりました。
その女の子は、実は、仕事場の近くで、一人暮らしをしたいと、言ったそうです。
しかし、そのお母さんは
「頼むから家から通ってと懇願し、何とか出さずにすんだのよ」と話してくれました。
その同級生の女の子は、本当は、実家からでて、自立しようと思ったのに、それは、うち崩されてしまったのです。
卒母できないのは親のエゴ?
話の途中、「実家から、自ら出て、生活するなんていってくれて、さみしいけど、めちゃくちゃ嬉しいじゃない!」と言いかけましたが、やめました。
そのお母さんは、「子供がいなくなる生活なんて、考えられない!!」と、泣きそうな口調でいったからです。
確かに、いままで、ずっとそばにいて、ある意味、守ってあげていた存在がいなくなるのは、不安であり生き甲斐がなくなるかもしれません。
でも、よく、考えてみてください。
子供と、ずーっと一緒にいるんですか?
それを望みますか?
いつかは自立するか、結婚するかで家から離れて生活をするのが、普通だと思うのです。
自立して、自分で生活したい!と思った時にこそ、親は、寂しくとも、背中を押し上げるべきだと思います。
卒母した母が私を広島へ見送ってくれた
私は、高校を卒業し、なんの不安もなく島根から、広島にでてきました。
本当は、地元に就職してもよかったのですが、母に相談したところ
「出てもいいよ」といってくれたので「あ、っそう。ならでるね~」という軽いかんじで、母の気持ちなど全く考えませんでした。
母は、長女で、自分は、出たくても出れなかったからといっていました。
いま、思えば、よく出してくれたなと、感謝しています。
きっと、寂しかったにちがいありません。
女の子だから、さぞ、そばに、おいておきたかったでしょう。
私も親になって思うからです。
それでも、出してくれた母に感謝しています。
だからこそ、離れていても、実家へ母に会いにいこうと思う理由のひとつでもあります。
大袈裟かもしれませんが、私を広い世界に、気持ちよく羽ばたかせてくれてありがとうと、伝えたいです。
家の状態が不安ででれない
中には、家の経済状況のために、自立できない子供もいるかもしれません。
お金です。
実際に、私の主人は、母が離婚し経済的に頼られていました。
ですから、給料は、母にほぼ渡していたそうです。
いろいろな事情で、親から離れられない子供がいることも知っておきたいですね。
その点では、子供に心配かけない家庭事情でいたいです。
また、子供は、一度は、親から離れて生活してみるべきです。
いつかはわかりませんが、離れてみないと親の有り難みがわからないからです。
そして、親は、誰よりも、子供のことを思い考えてくれている存在だということに気ずいてください。
世界中で一番、あなたの事をあんじているのが親という無二の存在だからです。
まとめ
子供の時期はあっという間です。
高校卒業をすれば、しっかりしている子供は、親から離れ、自由に生きてみたいと思うはずです。
親にうるさく言われず生きていけます(笑)
どんな理由であれ、そう思った時が要だと思います。
少し寂しいでしょうが、自立して生きていこうとする子供を否定せず、ぜひ、許されるのなら後押しをしてあげてください。
それが卒母の第1歩。
子離れ親離れの時期だと気持ちを整理して、気持ちよく出させてあげては」どうでしょうか。
私は、去年、子供2人女の子が、家をでました。
東京で、二人で住み、働いています。
しっかりしているし、姉妹が仲良く相性がいいので、あまり心配はしていません。
やはり、寂しのは事実ですが、反面、二人とも、衣食住、自立した生活を、おくれることができて、嬉しく思います。
いまのところ、お金が足りないなどの、連絡はありません。
元気で、のびのび自分の思うよう生きていって欲しいです。
子供が自立したら、育てたかいがあったかな~と思う今日このごろです。